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【パース①】市内観光スポット&便利な移動手段

2025.04.29

市内の便利な移動手段

パース市内は、半日から1日あれば一通り観光ができるほどとてもコンパクト。

観光におすすめなのが、「 キャットバス(Cat Bus)」と呼ばれる運賃無料のバス。キャットバスは各駅停車なので、利用方法も簡単でチケットを購入する必要はなし。停留所・バスともに、かわいい黒猫のマークがモチーフになっている。

巡回するルートによって、「レッド」「ブルー」など色が分けられているので、バス停もこの色を目印に探すのがおすすめ。

巡回MAPは、パースラインで駅員さんが親切にくださったもの。

パースの公共交通機関を利用するときに便利なICカードが、「スマートライダー(SmartRider)。スマートライダーの支払いでバスや電車に乗ると、運賃が通常料金から一部割引になる。日本のICOCAやSuicaのような感覚で、切符代わりに使用できるプリペイド式のカード。

駅のインフォメーションセンターで購入可能だが、『カード発行代:$10』+『カードチャージ額最低:$10』=最低$20が必要。さらに、①カード発行代はデポジットではなく返金がない、②一度チェージしたら返金対応不可なので、滞在日数が少ない方は注意が必要。

たまにバスや電車内で無賃電車取締りのためにスタッフが乗車し、その場で不正が発覚すると万円単位の罰金になることも。乗り降りの際には、機械にカードをタップすることを必ず忘れずに。

おすすめの観光スポット

【1】Kings Park Botanical Garden

スワン川、パース市内を一望できる美しい緑が楽しめる公園。

市内から5分とアクセスが良く、250種類以上の植物と100種類以上の野生動物が保護されており、8月〜11月はワイルドフラワーが一面に咲き尽くす。

▲スワン川と、パースの高層ビル街。

残念ながら私が訪れた3月上旬はワイルドフラワーの季節ではなかったけれど、日本では滅多に味わえない広大な自然に感動。

姉とスーパーで買った生ハムやパン、惣菜で作った即席サンドイッチを食べながらゴロゴロ。周りの人々も、家族や恋人で食べ物を持ち寄ってピクニックをしている人や、ナイスバディなお姉さんが水着で日焼けをするなど…楽しみ方は様々♪自分が過ごしたい人と、自分が好きなスタイルで自然を過ごすのが上手なオーストラリア人。そんな彼らを観察するのも面白い。

オーストリアで旅行をするなら、「ビーチタオル」を持ち運ぶのがおすすめ‼︎ビーチや公園でゆっくりする際の、必須アイテム。現地のサーフィンショップや、Kmartというお店でも購入可能。

 

【2】The Bell Tower/Elizabeth Quay

▲The Bell Tower    

パースのシンボル的な存在になっている「ベルタワー」。

タワー内のベルは18世紀に作られた歴史的価値のあるもので、毎週月・木•日曜日の午後12〜1時の間に街に音色が響く。有料で実際にベルを鳴らす体験も可能で、またタワー内でパースの歴史を知れる資料室や、街を360度見渡せる展望台などがある。

▲The Bell Tower

朝のお散歩として、外観だけを見に行く。想像よりコンパクトで、なんとも可愛らしいタワー。

▲Elizabeth Quay

スワンリバーと、パース市内の中心地にそびえ立つ高層ビル群の両方の美しさが同時に楽しめるスポット「エリザベス•キー」。

▲Elizabeth Quay

高さ29メートル、白くて大きなオブジェ「スパンダ」。オーストラリアの芸術家によって作られたもので、水の波紋や、空•川•陸を繋ぐイメージだそう。ベルタワーから徒歩で来られるので、お散歩コースに追加して写真撮影などを楽しめる。

【3】St George’s Cathedral

今まで教会へ行くことを旅のプランに入れたことがなかったけれど、建造物のデザインに興味があって教会へ行くことが趣味だという友達の影響を受け、今回初めて訪れてみることに。パース駅から徒歩10分程で、アクセス良好。

正直私は宗教に属していないので知識や宗教信はないものの、それでも中に入った途端、美しいステンドグラスから光が差し込んで、あたたかくて心が落ち着くのを感じた。

▲朝8時半の教会内。まだ誰も人がいなくて、静寂な空間。

【4】Telegram Coffee

コーヒー好きにおすすめしたいのが、こちらのカフェ。パース駅から徒歩10分の中心街にあり、お昼には近くのオフィスで働くオージーに大人気。政府庁舎だった建物を改装してオープンしたステート•ビルディング内にある。こちらのカフェ以外にも、ホテルやバーなどがあり建物自体がとてもお洒落な雰囲気。

オーストラリアに来る前はほとんどコーヒーを飲む習慣がなかった私でも、1口飲んでその美味しさにびっくり。ブラックながら重すぎず、爽やかな口当たり。

ポイントカラーであるピンクのトートーバックやコーヒー豆の販売もあったので、お洒落で他の人とは被らないスペシャルなお土産にもおすすめ◎

外のテラス席。この机と椅子のデザインが好きすぎて、とってもツボ♡

オーストラリアのカフェは、朝早くに開店して午後2〜4時には閉店してしまうお店がほとんど!こちらも4時には閉店してしまうので、注意。逆に朝の6時から開店なので、優雅な朝活として訪れるのもおすすめ♪

【5】Cottesloe Beach

美しいサンセットを見るため、1人バスで人気のビーチへ。インド洋岸に接するパースは、素晴らしい夕日が望めることから通称「サンセットコースト」と呼ばれているそう。過去にパースで半年間滞在していた職場の社長からも、「ゴールドコーストとはまた違ったビーチのきれいさで、本当に感動するよ!」と話を聞いていたためワクワクで向かうと、見えてきたビーチで泳いでいる人々。

近づくにつれ、「おっと…思ったよりも人が多い」と思い始めた私(笑)人混みが少ない場所へ、少し歩いて移動。海面は波が低く落ち着いていて、サンセット時間まで泳いだり砂場でビーチタオルをひいてクッキーを食べるなどしてのんびり待機。ただ訪れたタイミングや天気のせいか、水の透明度は想像よりも高くなかった。

▲1人で来ていたので、携帯のタイマー機能で撮影に挑むわたし(笑)

それでも、果てしなく広がる空と海から見えるサンセットは本当にうっとりした。ゴールドコーストからパースは国内にも関わらず距離も遠く、飛行機のチケットの費用もびっくりするくらい高いので、実は直前まで来るのを悩んでいた私。けれど、このサンセットを見た瞬間、「本当にパースに来られてよかった。いつも行きたいと願っていた場所に、こうやって来られた」と沈む夕日を見ながら1人考えに浸る。

オーストラリアの良さの1つって、こうやって自然の中でゆっくりと自分の気持ちを聞いて、整理できる時間を作れる場所が沢山あるところだと思う。

▲ビーチ沿いのカフェから見えるサンセット。

ビーチから近くのバス停に向かう途中、「すべての自然大好き人間の理想を集めて作られた家」と呼ぶべき素敵なお家が立ち並び、テンションMAXに。将来私もこんなお家とライフスタイルを送れたらいいな、と1人心を踊らせながら最高な1日の締めくくりを迎えられた。